それは「体罰」ではなく……
もしかすると誤解を受けるタイトルになっているかもしれないが、niftyのニュースで次の記事をみた。
市立中教諭が平手打ち体罰=男子生徒2人けが-愛媛(時事通信) 愛媛県宇和島市の市立中学校で2月、男子生徒2人がそれぞれ別の男性教諭から平手打ちの体罰を受け、鼓膜を破るなどのけがを負っていたことが4日、分かった。学校側は体罰を認め、保護者に謝罪したという。 市教育委員会によると、先月7日に学校寮で男性教諭(45)が、中2男子(14)に生活態度を注意。この際、あだ名で呼び返されてかっとなりほおを2回平手打ちした。生徒は左側の鼓膜を破るけがを負った。 同16日には校内で、別の中2男子(14)が禁止されている携帯電話を持ち込んだとして、男性教諭(35)から3回平手打ちされ、唇を2針縫うけがを負った。 [時事通信社:2007年03月04日 13時12分]http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_04X394KIJ.htm
ここでいいたいのは、「体罰」の功罪でもないし、それへの賛否両論への参与でもない。
事件として報道されている「鼓膜を破るけが」も「唇を2針縫うけが」も、私が理解可能な、あるいは想定可能な「体罰」の範囲をはるかに超えている。
これを何故、「体罰」としてカテゴリー化するのだろうか。それが理解できない。
端的に、これは傷害事件だろうし、むろん、そうであれば刑事罰の対象である。
これと同等の事態は長く「いじめ問題」の領域で達成され続けていた。
周知のように、それが問題視されるに至ったのは最近のことだ。
禁止されている「体罰」がまたもや発覚した云々として論議をする前に、たとえ結果的にそうであろうとなかろうと、こうした悪質な事案に対してまずは、明確な傷害事件であるという理解と、その認識に基づいた報道あるいは関係者による対処が何よりも先に達成されるべきではないだろうか。
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