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June 26, 2007

高校訪問の副産物

 学務で昨日から2日がかりで宗谷管内の高校訪問にでかけた。
 両日ともによく晴れ、快適なドライブ日和だ。
 訪問先の高校では本務校への進学を勧める「セールス・トーク」を全開に、一応は「頑張った」。ここに何故に括弧を附すかというと、やはり社会人にとっては結果がすべてという基準があるからだ。つまり、この表記を以って「頑張った」とはいえ結果が付いてきたわけではない、という状態を指示したかったのだ。
 これに関しては、「ベンチがアホやから野球、やってられへん!」というエモヤンの名言を附しておきたい。
 というわけで、高校訪問の話題そのものは、ここで終了。
 要は、結果が伴わない状態でも、訪問した先々には、やはり「ご当地の名産」が待っている、ということなのだ。
 待っているのだから、放置するわけにもいかない。
 よって、購入せざるを得ない。
 このロジックにあがなえずに入手した名産品を少し、以下で紹介したい。

 衝撃度ナンバーワンは「天塩のしじみ」。
 北るもい漁協の直販店にて購入した「しじみ」は、凄いの一言に尽きる。
 話には聞いていたが、観るのははじめてだ。
 みた目には、たしかに「しじみ」なのだが、大きさが「あさり大」だ。これに感動できないならば、感性が枯渇していると罵られたとしても反論は難しいだろう。
 しかも、味が濃厚なのだ。
 旨い。
 しあわせって奴がこんなところに隠れていたのか、と感慨に耽る。

 こうした衝撃波ではやや劣るものの、旨さでは「天塩のしじみ」に引けを取らないのが「さるふつ牛乳」だろう。
 これは「猿払道の駅」と同じ敷地内にある「牛乳と肉の館」の直販店にて購入したものだ。詳しくは『北海道新聞』の記事にあるので、こちら→を参照願いたい。
 この牛乳に付けられた「とろうまっ!」というキャッチフレーズは、まさに的確だとおもう。
 何しろ、よく振ってから飲まないといけない。理由は牛乳が3層に分かれているからなのだ。
 こんな牛乳がそうそうあるだろうか。ちなみに、これは反語。 

 以上の名産品に比べると、やや月並みになるが、「猿払の帆立」も購入した。
 じつは猿払村漁協の直販店で購入したかったのだが、夕方に訪れたときにはすでに売り切れだった。しかたなく、割高ではあったが、他店にて購入となった。じっさい、「¥450-」の差は大きいが、それでも安いのだから文句はいえないだろう。
 この帆立も旨いのだが、どうしても衝撃波がちがう。そこが残念だ。

 というわけで、2日間に亘って訪問した「ご近所」である宗谷管内の美味しい自慢話は以上である。

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June 25, 2007

渡辺学さんへのお返事

 渡辺学さんから「岸恭博くんの1周忌に」へのコメントをいただいた。「コメントへのコメント」という仕方ですぐに返信を書いたのだが、なぜか上手く反映されない。理由がよく判らないのだが、放置するわけのもいかない。そこで、以下に掲載することにした。
 渡辺さん、ご容赦ください。

 渡辺学さんへ
 はじめまして。コメントをありがとうございます。既述したとおりで、かれとは学部時代の友人関係にあります。かれのことを書こうとすると、どうしてもいろいろな想いが去来して、上手くことばに定着できずにいました。
 今回も、記載すること自体をかなり悩んだのですが、ご連絡をいただけたという事実だけでも、書いた甲斐がありました。その点でも、重ねてお礼を申しあげます。
 ご質問の件ですが、大谷氏と岸君との接点は、たぶんありません。もしあれば、きっと大谷氏にも強烈な印象を残さずにはいられないとおもいますから。
 それにしても、かれの「芸」はどこでも1パタンなんですね。
 社会科学基礎論研究会のメンバーでかれと親交のあったのは、本石修二氏です。大学院での後輩に当たるとおもいますが、仮にそうでなかったとしても、いずれにせよ新田義弘先生に所縁の関係であるはずです。
 もしもご都合がおつきになれば、名古屋からですと少々ご面倒かもしれませんが、基礎研(開催地は大正大学)にもおでかけください。
 「馬鹿」の想いで話を肴に呑むのも一興でしょうから。
 いすれにせよ、ありがとうございました。
 


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June 24, 2007

驚きの「珍ことわざ」

 ほんの2種だけだが、「誤解に満ちた珍ことわざ」が手に入ったので紹介する。
 音韻が意味から解放されつつ、結局は意味へ受肉していく様がよくみえる。学生たちは、あるいは概してフォークロアはその意味では「天才」なのかもしれない。
 さて、私が知るかぎり今までは、どう考えても次のものが最高峰だった。

・虎と狸の皮算用

 これに匹敵するとおもえるものになかなか出会えなかったのが、次に紹介する最新の「収集作品」は半歩かもしれないが、これまでの「高位作品」を抜いているように感じられる。

・田中のぼた餅

 これに比べるとやや見劣りするかもしれないが、次も秀作。

・昔とった衣笠。

 以上。

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June 22, 2007

「基礎研シンポ:差別の現象学」の追加情報

 すでに、このブログにも掲載してあるように「7月21日(土)午後1時より、大正大学(巣鴨校舎)」にて社会科学基礎論研究会2007年度第2回研究会、「シンポジウム(第8回):差別の現象学」が開催される。
 コーディネーターとしてもご尽力いただき、またご本人もご報告される中村文哉さんから各報告者のタイトル(仮題を含む)が届けられたのでお報せする。
 以前に掲載した、この「本シンポジウムの狙い」と併せてご覧いただければ幸甚である。
 どなたもかなり知られている方々ではあるが、どこかでご登壇される皆さんのご紹介もしておきたいとおもっているが、それはまた後刻に。


社会学基礎論研究会2007年度第2回研究会

シンポジウム(第8回):差別の現象学

■日時 7月21日(土)13:00~18:30
■会場 大正大学(巣鴨校舎:都営地下鉄三田線西巣鴨駅下車徒歩2分)

■報告
・中村文哉(山口県大学)
 「生と差別――差別の意味構成と意味現象としての差別――」(仮題)

・杉本学氏(名古屋大学)
 「排除と差別 ―関係論的視点から―」(仮題)

・郭基煥氏(愛知大学)
 「反差別の『根拠』――シュッツ及びレヴィナスにおける他者論を中心に――」

■コメンテーター
・佐藤裕(富山大学)
・山田富秋(松山大学)

■司会:張江洋直(稚内北星学園大学)・魁生由美子(島根県立大学)


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June 21, 2007

「第19回筑波社会学会大会」のお知らせ

 これも周藤真也さんから基礎研ML経由の情報。
 例年のことではあるが、すごい「研究会」ラッシュだ。
 それにしても、「参加費:無料」というのは凄い。どうやって経費を賄っているのだろうか。
 例えば、基礎研には事務局員にバイト代を払えるような余裕はない。だから、すべて「手弁当」でやっているが、それでもコピー代や飲み物代など、それなりの経費は必要になる。それらのすべてを「会費」で対応できるとなると、やはりずいぶんときちんと組織化が成されているのだと、改めて感心することしきり、といったところだ。
 なお、筑波社会学会の機関紙『筑波社会学』に関しては、こちら

第19回筑波社会学会大会を以下の日程で開催いたします。

開催日:2007年7月7日(土)
会 場 :筑波大学 東京(大塚)キャンパス G304教室
所在地:東京都文京区大塚3-29-1
交 通 :東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅下車徒歩3分

13:00~14:20 定例研究会(1)
一般研究報告          司会:葛山 泰央(筑波大学)
・周藤真也(早稲田大学)
 「フィールドワークの知/反フィールドワークの知」
・田中 大介(筑波大学)
 「意味としてのネットワーク――M・カステルのネットワーク概念の可能性」

14:20~14:50 定例総会(会員でない方はコーヒータイム)

15:00~17:30 定例研究会(2)
ワークショップ「新書メディアと社会学の知」  司会:野上 元(筑波大学)
・好井 裕明(筑波大学)
 「誰に対して、何を、どのように伝えたいと思うのか」
・堀口  剛(東京大学大学院情報学環博士課程)
 「初期カッパブックスにみる『新書』の知――昭和30年代を中心に」
コメント:斉藤哲也(フリー編集者)

※会員であるか否かを問わず、ご参加いただけます(参加費:無料)。

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June 20, 2007

シュッツ文庫コロキウムのお知らせ

 周藤真也さんより「シュッツ文庫コロキウム」の情報を基礎研ML経由でいただいたので、掲載する。
 詳しくは「シュッツ文庫」あるいは、こちらを参照のこと
 今回もまた、出席できそうにもない。

シュッツ文庫コロキウムのお知らせ

このたび早稲田大学シュッツ文庫では下記の通り、コロキウムを開催することになりました。
多くの皆様のご参集をお待ちしております。
なお、報告は英語でなされますが、フランス語、ドイツ語でのご質問も歓迎です。

             記 

提題者:Denisa Butnaru
    (早稲田大学シュッツ文庫研究員、ストラスブール第二大学/マルク・ブロック大学博士候補生)
タイトル:Alfred Schuz and Charles Sanders Peirce- on the Logic of "Vagueness" and its Challenge for a Sociology of the Life-World

日時:6月23日(土) 16:00~
場所:早稲田大学 社会科学部共同研究室4(西早稲田キャンパス14号館10階1060室)
アクセスマップ http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html

お問い合わせ先:木村正人(早稲田大学シュッツ文庫)masato7@hotmail.com
早稲田大学シュッツ文庫:http://www.waseda.jp/Schutz/index.htm
(当文庫では、シュッツ関連文献の収集を継続的に行なっております。シュッツ関連の論文および文献をお書きになった方は抜刷またはコピーの寄贈をお願いいたします。その際、英文タイトルもあわせてお知らせください。
宛先: 〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 那須壽研究室)

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June 19, 2007

『年報社会科学基礎論研究』第5号の発刊が遅れていることへのお詫び

 20070701
 お詫びをしなければならない。
 本日、googleで「年報社会科学基礎論研究 第5号」で検索をかけ、このブログに来られた方がいらっしゃった。
 申し訳ない。
 以下に、お詫びを込めて、この間の事情を書いておきたい。なお、写真は『年報』第1号。第5号はまだ、その段階ではない。
 さて、ご承知のように、『年報社会科学基礎論研究』の発刊が遅れている。
 本来ならば、第5号「特集:準拠点としてのシュッツ」は昨年(2006年)に上梓されなければならないものだった。何しろ『年報』なのだから。
 諸事情で大幅に遅れているが、掲載予定の原稿はすでに、すべて査読も終了している。
 要は、編集作業だけが残っている段階である。ちなみに、「諸事情」に財源的要素は含まれていない。その点は、『年報』の頒布活動を多くの基礎研会員諸氏に勤しんでいただけているので、今のところは、いたって健全な状態だ。
 では、すぐにでも出版できるはずだ。たしかに、そうなのだが、一度、作業過程がずれてしまうと、システマティックな対応ができない。これが基礎研の現状である。
 現在は編集作業を張江が行っている。だが、断続的に対応しているために、結果、ずるずると遅れが続いてしまうという、典型的な「悪循環」に入っている状態のままである。
 何とかしなければならない、とおもいつつ、むろん焦りもあるが、学務の前では、如何ともしがたい。
 必ず出版し、後続の『年報』も、どこまで維持できるかは断言できないが、できるところまで刊行し続ける心算だけはある。それに、発行元のハーベスト社からもご厚意をもってご対応いただけている。
 ここは、お許しを乞うと共に、今しばらくお待ちいただきたい。

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June 18, 2007

基礎研シンポ:「差別の現象学」の狙い

 社会科学基礎論研究会の会員専用MLで、今回の「基礎研シンポジウム:「差別の現象学」の報告者であるとともにコーディネーターでもある中村文哉さんが「シンポの狙い」を書かれているので、その一部を転載したい。

社会科学基礎論研究会2007年度第2回研究会

■シンポジウム(第8回)差別の現象学

■開催日時 2007年7月21日(土) 13:00~18:30
■開催場所 大正大学(西巣鴨キャンパス)

■シンポジスト
・郭 基煥(愛知大学)
・杉本学(名古屋大)
・中村文哉(山口県立大)
■討論者
・山田富秋(松山大学)
・佐藤裕(富山大学)
■司会者
・張江洋直(稚内北星学園大)・・魁生由美子(島根県立大)

■本シンポジウムの狙い
 本シンポの基調となる点は、まず差別とは何か、理論的にみて、差別という社会現象を如何に定義し、如何に捉えるのかという点にあります。差別論はいろいろな領域で研究が展開されていますが、ややもすると現象を実証的に追いかけることに力が注がれ、一体差別とは何であるのか、ということに関する理論的な掘り下げが不充分なきらいがあります。そこを掘り下げてみたいというのが、本シンポの主題の一つになると思います。
 この点を踏まえることにより、社会的世界における具体的差別の現出機構への視線を補完することができると思います。
 そのためには、既存の「差別論」のパラダイムを問うという作業が必要になります。
 もう一つの主題は、差別論とは何を問題にするのか、という点にあると思います。
 差別現象は、様々なカテゴリーのもとに、多様化してきています。 (中略) こうしたなかで、差別論は如何なる問題系を示すことができるのか、その射程を考えなくてはならない時期にきているのかもしれません。
 人権論と差別論の区別を踏まえた上での差別論の問題系とは何か(この点は討論者の佐藤裕さんが自説を展開されています)、あるいは差別論が既存の差別論を越えて、新しい問題系に接続されうる可能性はあるのか、といったことを議論してみたいと考えております。

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June 16, 2007

「風のがっこう稚内」でログハウス建設のお手伝いを大募集!

 鈴木正美さんから以下の、かなり膨大かつ詳細な情報をいただいたので、急ぎ掲載する。なお、以下の「引用」文面には、「見出し」の補記など少しの修正を施してある。
 要は、「風のがっこう稚内」のログハウス建設のお手伝いの募集。この期間は、私も、さしてお役にたてるともおもえないが、端でうろちょろとお手伝いの真似事でもしようかとおもっている。


ログハウス建設に参加しよう(訂正版)
 数百本の丸太の皮むきが終わり、いよいよ「風のがっこう稚内」のセンターハウスとなるログハウス建設が始まりました。自分の手で家を造ってみたい方、「風のがっこう稚内」に興味のある方は、ぜひお手伝いください。夏休みにみんなで稚内に滞在してログハウス作りをしましょう。

 今回お手伝いをお願いするのは、「おもしろ探険隊」に贈るログハウス「おもしろ探険ハウス」作りです。チェーンソー経験者でしたら、ログハウスの建設をお手伝いください。また経験者でなくても、丸太の皮むきや建てる場所の草刈り、花壇づくりなどのお手伝いなど、たくさんのメニューがあります。

 参加期間は第1期がお盆明け(8月19日)から6日間、第2期が8月26日から6日間です、希望によっては第1期、第2期続けて2週間の参加もできます。もちろん稚内にとどまって長く風のがっこう稚内を支えてくれるスタッフとなってくださったら、たいへん光栄です。

 詳細は以下の通りです。

(1)期間
第1期:
   基本スケジュール:8月19日(日)~24日(金)の5泊6日
   8月19日  現地集合。
   8月20日―22日 ログハウス作りのお手伝い 
   8月23日  サロベツ原生花園や勇知のアトリエなどを見学。
   8月24日  解散

   第2期:
   基本スケジュール:8月26日(日)~31日(金)の5泊6日
   8月26日  現地集合。
   8月27日―29日 ログハウス作りのお手伝い 
   8月30日  サロベツ原生花園や勇知のアトリエなどを見学。
   8月31日  解散
(2)宿泊に関すること
 宿泊は勇知にある嶺南寺を予定しています。一泊二食で2千円は各自お支払い願います。昼食は弁当を用意します。従って、必要な生活費は6日間で1万円となります。
(3)交通費など
 北海道(函館、小樽、苫小牧等)までは自力(自費)で来て下さい。北海道の諸地域から稚内までの交通費は支給されます。レンタカー、バス、JR等を利用してください。交通手段については事前に連絡してください。人数により、バス券支給にするか、レンタカーで迎えに行くか等を検討します。札幌からの往復バス代は支払います。勇知と現地(朝日町)の往復は車で送迎します。
(4)「稚内エコツアー」のモニターに!
 今回は8月23日にまる1日、来てくれた人に「稚内エコツアー」のモニターとなってもらって、これからのエコツアーのメニュー作りにも協力して欲しいと思っています。ですから、稚内のとっておきスポットもたっぷり案内したいと考えています。
(5)作業内容
 作業は、丸太材の皮むきとカンナがけ。おもしろ探険ハウスとは別に風のがっこう本体の外壁塗装や、花壇づくりがあります。傷害保険をかけますが、チェーンソーのお手伝いは基本的には考えていません。もちろん、腕におぼえのある方は、チェーンソーに挑戦してください。
(6)さらにお手伝いを!
 基本的には6日間のスケジュールですが、2週間以上滞在し、お手伝いしてくださる方も大歓迎です。基本スケジュール以降も風のがっこう稚内をお手伝い頂ける方は、ご相談下さい。宿泊先などを確保します。稚内では嶺南寺の他に稚内新エネルギー研究会メンバーの家に分散して滞在できます。最低でも10名分は確保できる予定です。
(7)地元の旨い食材
 嶺南寺以外の場所で滞在する場合、自炊される人なら、地元のスーパーで安くて新鮮な食材がいくらでも入手可能です。
(8)「あれ」も「これ」も可!
 北海道旅行をしながら、都合のいい期間だけ稚内に滞在し、キャンプをしながらログハウス作りを手伝うということも可能です。
(9)さまざまなご提案も大募集!
 ログハウス作りの他にも、ハウスの中や周辺で風や自然エネルギー、稚内独自の景観を利用したアート作品の制作、風のがっこう稚内のためのアート・プロジェクトの企画提案、その実行・運営など、いろいろな提案をお寄せ下さい。

 涼しい稚内で夏を過ごしたい人、環境問題に興味のある人、せひご参加下さい。ご家族での参加、ゼミの学生をひきつれての参加、なんでも大歓迎です。たくさんの方に「風のがっこう稚内」のファンになっていただけることを願っています。

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June 15, 2007

凄い影響力

 昨夜から本日未明にかけて、このブログへのアクセスが、明らかにいつもとはちがう伸び方を示している。こうした場合、必ず外在的な理由があるはずだ。
 確認してみると、その理由は、どなたかがmixiの日記に、おそらくは「基礎研シンポジウム(第8回)」について言及してくれたことによるもののようだ。
 おそらくは私の知己であるとおもえるのだが、いずれにせよ記して謝意を表しておきたい。
 それにしても、ものすごい影響力だ。
 こうした「日記」を中心としたコミュニティが形成されているのだなぁ、と感心しつつ、おそらくは基礎研への関心をお持ちいただいている方だろうから、きっと当事者の知らないところで、そこへの多様な批判あるいは賛同が生産=消費されているのだとおもいいたり、何となく不思議な感じになった。
 それは不快感とは異なるが、しかし、決して肯定的なものでもない。
 理屈では、そうした事態が現に-そこで-生じていることは充分に判っていたつもりだったが、じっさいに体験してみると、やはり当事者の感受の如何によって、そこで生じる事態の色合いがずいぶんと異なるであろうことを痛感する。
 その意味でも、A.シュッツが社会的世界の分節化の1様式として呈示した《関心の等高線》の喩は、より鍛えられなければならないと再確認する。

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June 11, 2007

三田社会学会シンポジウム:「構築主義批判・以後」

 またも角田幹夫氏から届いたシンポジウム情報。前回同様に、基礎研ML経由のもの。
 それにしても、地方在住者は遠くからうらやましそうに、ただただ指をくわえてみてるだけ……、という状態です。 


三田社会学会シンポジウム:「構築主義批判・以後」

報告者
 鈴木智之(法政大)「他者の語り――構築と応答のあいだで」
 岡原正幸(慶應義塾大)「感情社会学の〈構築性〉とは」(仮題)
 野口裕二(東京学芸大)「物語の可変性と多様性をめぐって」

コメンテイター
 浦野茂(青森大)
 奥村隆(立教大)

司会
 濱日出夫(慶應義塾大)

日時
 7月14日(土)15:10~18:00

場所
 慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎109教室

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June 09, 2007

講演会:人文学における学問的アクティヴィズム

 基礎研(社会科学基礎論研究会)の会員MLで角田幹夫氏から「講演会情報」が届けられたので、お報せする。
 角田氏曰く、「浅野智彦さん経由の情報」とのこと。

講演会「人文学における学問的アクティヴィズム」(日本語通訳あり)

 一橋大学大学院言語社会研究科および社会学研究科は、ニューヨーク・コロンビア大学人文学部教授ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク氏の講演会を共同主催の形で行います。スピヴァク教授は、比較文学、フェミニズム、第三世界論、マルクス主義、歴史学、哲学など、いくつもの領域で果敢で大胆な学問的介入を実践してこられた、世界でもっとも著名なアジア系女性知識人です。一橋大学では、西ベンガルの農村における教育運動の経験を踏まえた、グローバル時代の新たな人文学の可能性をめぐる、最新のお仕事の成果を発表される予定です。なお、この講演会は、国際文化会館が主催する「牛場記念フェローシップ」によるガヤトリ・C・スピヴァク来日記念プログラムの一環として実施されます。

日 時:
7月7日(土) 15時~18時(開場14時30分)
場 所:
一橋大学東キャンパス 東2号館2201教室
講 演:
ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク(ニューヨーク・コロンビア大学)
演 題:
「人文学における学問的アクティヴィズム」(日本語通訳あり)
その他:
事前の申込みは不要です
参加対象は研究者・学生・一般
問合せ先は042-580-9034(鵜飼研究室)、メールの場合はukaisatoshi@gmail.comまで

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June 08, 2007

基礎研の「新運営委員」

 ここのところ基礎研(社会科学基礎論研究会)の話題が続くが、今回は「新運営委員」について触れておきたい。
 前回の研究会で新たに2名の運営委員が確定した。
 社会科学基礎論研究会の「新運営委員」は次の2氏。
・魁生由美子氏(島根県立大学)
・寺田喜朗氏(東洋大学東洋学研究所)
20070603 魁生さんは「社会病理論」を中心に研究をすすめられている。私が知る範囲では、昨年に上梓された『社会病理のリアリティ』(共著 学文社)が比較的手に入り易く新しい。そこでは「施設化という病理」をご執筆されている。
 基礎研がらみで紹介すると、『年報』の創刊号に掲載されたご論考に「道徳生活の行為理論――フレイムと経験のヴァルネラビリティ」がある。「Web立ち読み用」はこちら→
 同様に寺田氏も紹介しておこう。
 寺田氏の主領域は宗教社会学で調査研究を重ねられておられるが、理論的な関心も旺盛な方だ。
 かれは、たぶん「基礎研のオリジナルメンバーの一人」といってよいのだとおもう。何故「たぶん」と附言するのかというと、何処から・何時からが「基礎研(の原型)」なのかが不明瞭な部分があるからだ。はっきりしているのは井出裕久氏・佐野正彦氏・角田幹夫氏・ 鈴木琢真氏+張江が「はじまりのはじまり」であること、これにまちがいはない。この不明瞭な「はじまりのはじまり」との対比でいえば、現在、運営委員会でも中心的な役割を担っていただいている大谷栄一氏や本石修二氏・井腰圭介氏、それにくわえて寺田氏や小島伸之氏たちは「基礎研のはじまり」に該当するのだとおもう。
 今となってはさしたる差異ではないはずだし、このあたりに妙に拘る心性もないのだが、せっかくの機会なので書いておくことにした。だが、こうやって明記するということは、もしかすると「本家」や「元祖」への愛好があるのだろうかと、少し不安にはなる。
 さて、これも私の知る範囲でのことだが、寺田氏のご論考としては、やはり昨年に上梓された『ライフヒストリーの宗教社会学―紡がれる信仰と人生』(共編著 ハーベスト社)が入手し易いとおもう。
 『年報』では第2号に「内在的理解の方法的地平とは何か ――島薗進の中山みき研究再考――」が掲載されている。「Web立ち読み用」はこちら→
 いずれにせよ、お二人への期待は大きい。
 それに、何か「新しいこと」がはじまる予感めいたものもある。

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June 07, 2007

講演会のお知らせ

 村田純一さんより以下のような「講演情報」が届いたのでお報せする。
 なお、「講演者のJIN Xiping教授は、ギリシャ哲学やハイデガー哲学の研究者で、現在、東京大学総合文化研究科に客員教授として滞在し、研究をなさっていらっしゃる方」とのこと。
 
講演者
Jin Xiping氏(北京大学教授)

題目
Two Remarks on Heidegger's Philosophy in Chinese Context

開催日時
6月27日(水)17時より 

会場
東京大学・総合文化研究科・駒場キャンパス1 18号館4階コラボレーションルーム 1

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June 06, 2007

基礎研シンポジウム(第8回)

 社会科学基礎論研究会の2007年度第2回研究会の概要をお知らせする。
 今回のシンポジウム「差別の現象学」は、中村文哉氏を中心に準備をすすめていただいている。かれは1990年代に「A.シュッツ研究」と並行的に「差別論」も多く著している。それらに関しては「基礎研の会員業績リスト」に詳しい。
 シンポジウムに関しては詳細はまだ未定の部分もあるが、それらは判りしだい、また掲示したいとおもう。
 今回で基礎研のシンポジウムも「8回」になる。そうなると、当たり前のことだが、後「2回」で10回だ。
 やはり「10回目」には何か記念碑的な「大きなイベント」でも開催したいと、ふとおもったりもするが、どうなるだろうか。そもそも「大きなこと」を具体化するとなると、途端に《像》が上手く結ばない。
 かつての『年報』の発刊をめぐって「あれこれ」と議論をしていた頃も同じだった。あの時も、「何か大きなことをやろう!」というsasakiさんからの提案にすぐに皆して賛同したのだが、それが具体的に何なのか、それが共有されるまでにずいぶんと時間を費やした。そんな数年前の事々が妙に懐かしく想いだされるから不思議だ。

 
社会科学基礎論研究会2007年度 第2回研究会

日時 7月21日(土)13:00~18:30
会場 大正大学巣鴨校舎(都営地下鉄三田線西巣鴨駅下車 徒歩2分)

【シンポジウム(第8回)】差別の現象学

[司会] 張江洋直(稚内北星学園大学)・魁生由美子(島根県立大学)

[報告]
・中村文哉(山口県立大学)
・杉本学 (名古屋大学)
・郭基煥 (愛知大学)

[コメンテーター]
・佐藤裕 (富山大学)
・山田富秋(松山大学)

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June 03, 2007

基礎研・研究会への雑感

 スワローズ観戦のインパクトが大き過ぎて、本来の上京目的だった5月26日に大正大学で開催された基礎研(社会科学基礎論研究会)の今年度第1回研究会の感想を書くのを失念していた。
 当日は上海在住の角田幹夫さんも来られていた。残念なことに、さほど個人的にはお話もできなかったのだが、それでも旧交を温めた感じはする。研究会では、相変わらず、かれの発言はどれも切れのよいものだった。
 さて、第1報告は藤田寛之さんの「シュッツ言語研究ノートにみる〈あなた〉Du-関係と間主観性の問題」。
 藤田さんの報告からはシュッツ初期草稿を丹念に精読されていることがよく伝わってくるのだが、その次の地点に移行できていない印象が強い。自らの論点がまだ上手く提示できていないというか、プレゼン自体への配視がやや希薄にも感じられる。司会の木村正人氏が司会役に徹されていた分、逆にそうした「アラ」も目立ったともいえるかもしれない。いずれにせよ、藤田さん・木村さんの世代からは教えられることが多い。
 第2報告は塚田穂高氏の「教団類型論・再考―宗教運動の展開過程の分析のために」。
 すでに既刊の共著論文を基にされているだけあって完成度は抜群に高い。共著者の寺田喜朗氏も来られていたが、司会の大谷栄一氏の背景説明と論点整理は見事だった。おそらくは《新たな分析モデル》の提示の方向で考えられているのではないかとおもえるが、大いに期待が膨らむ。20070602
 第3報告は田村周一氏の「タルコット・パーソンズが論じる生と死」。
 田村さんは『身体の社会学』(世界思想社 2005)に載っている「メディアとしての健康」を執筆されている。一応のまとまりをもったご論考であったので期待は大きかったが、報告自体はかなり喰い足りない印象が強いものだった。だが、「麻疹騒動」のため急遽司会をお願いした佐藤成基氏による主題に踏み込んだ《補足説明》が抜群に面白かった。くわえて、大谷氏の質問:パーソンズの世俗化論=市民宗教論と「生と死」とが絡み、パーソンズ後期の論点の筋道が少しだけ見えてきたように感じた。報告者には申し訳ないが、「SHIGEKI WORLD」は何時も楽しく、滞在時間がとても短く感じられる。
 研究会終了後は華興から広島焼きという何時ものフルコースだったが、最後に地下鉄の終電に間に合わずタクシーで水道橋まで急行。これはNABE某がすべて悪いのだが、華興の餃子に免じて許してあげよう。
 華興の料理はどれもお値打ちで旨い。とくに餃子は絶品。一度お試しあれ。大正大学のすぐ近くに位置している。このお店に寄れることも、私にとって基礎研参加の動機形成にとても深く関与していることは確かだ。
 

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June 01, 2007

日本社会学史学会第47回大会

 6月30日(土)/7月1日(日)に「第47回 日本社会学史学会大会」が開催される。会場は盛岡大学
 鈴木健之さんが開催校担当としてご尽力されていただけに、何とか出席したかったのだが、校務などの関係で難しい。盛岡には一昨年の秋に「シュッツ・パーソンズ研究会」でお邪魔したが、ぜひとも再訪したいと感じていただけに、とても残念だ。
 今回の「大会プログラム」はこちら→PDF
 例年どおり2日目の午後に予定されているシンポジウムの今年のテーマは「《近代と現代の対話――個人化論を通して》」。司会は片桐雅隆氏と進藤雄三氏で、討論者は伊藤美登里氏と宮本孝ニ氏。報告は以下のとおり。
●報告1 ジンメルの社会化――個人化の社会学   浜日出夫(慶應義塾大学)
●報告2 デュルケームの個人主義について       白鳥義彦(神戸大学)
●報告3 個人はいかにして可能か――ノベルト・エリアスの歴史社会学と個人化
                                 荒川敏彦(日本学術振興会) 

 「一般報告」で興味を引いたのは、磯直樹氏「社会学理論史と社会調査史の交差」と、今野晃氏「ブルデュー理論の思想史的源泉」で、どちらもブルデュー理論に関わった設定だ。20070601
 だが、もっとも気になるのは、昨年に『差別と抵抗の現象学』(新泉社)を上梓されている郭基煥氏「シュッツにおける差別問題」。
 郭氏には7月に予定されている社会科学基礎論研究会のシンポジウムでご登壇をお願いしている。
 これは、かなりのハイペースだが、おそらくは気力も充実しているのだろう。期待したい。
 私も、校務ばかりではなく少しは「本業」でも頑張ってみよう。
 このシンポジウムに関しては、後刻に別途でお知らせしたい。

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