牛乳は「生もの」だ!
さるふつ牛乳の旨さについては、すでに触れた。
飲んでみて、今回も確かに旨いのだが、6月にいただいた時に比べると、どうしても味が落ちると感じる。
これは、私だけの感想ではない。
何故だろうと、考えてみて、すぐに「或る当たり前の事態」に行き着いた。
それが、「牛乳は生ものだ」という答えである。
これは、生ものだから、例えば腐りやすい、つまり、品質管理が行き届かなければ旨さがすぐに落ちる、といった事態だけを指しているのではない。
それよりも、もっと原初的な、そしてもっと当たり前の事態を意味している。
要は、牛は生きている、ということなのだ。
季節が変わり、おそらくは餌も変われば、牛の体調も変化する。
この当たり前のことをみずに、「牛乳」という「製品」を吟味してしまう。
フッサール流にいえば、ここにも「理念の衣」という覆いが被せられていた、というところだ。
きちんと事象と向き合うのは、なかなか難しいものだ。
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