基礎研合評会・SP研共に終了
社会科学基礎論研究会の今年最後の研究会が無事に終了した。
少し人数的には寂しく、ご登壇いただいた著者の芳賀学さん、菊池裕生さん、それに評者の足立重和さんには申し訳なかったが、私としては充分に堪能できた研究会だった。
他にご登壇いただいた研究会運営委員である寺田喜朗さんと角田幹夫さんも含め、ご参集いただいた方々にもお礼を申しあげたい。
とくに、研究会では足立さんの仕掛けというか論陣にはかなり感謝しなければならないだろう。
かれの活躍がなければ、やや「平坦な会になっていたように感じる。
また、はじめに報告された寺田さんによる、ほんとうに力のこもった批評は説得力もあり、議論を高い水準で形成してくれたとおもう。
角田さんの提起された「社会的コンテクスト」の無限遡及性と、それゆえの「実践的な中断」という論点は、それが明快である分、逆に議論の拡がりを阻害してしまうという逆説的な機能をはたしてしまった。この点は、司会としてかなり反省しなければならない。
そんなわけで、今回は、意図したわけではないのだが、かなり「まったりとした」司会に終始してしまった。
まぁ、時期が時期だけに、一種の「リハビリ」という事態になってしまったようだ。
どうか、ご容赦いただきたい。
懇親会という名の「忘年会」も楽しく、少し飲みすぎてしまった。
ここのところいつも一緒に帰る渡辺君も不在で、いろいろな電車を期せずして堪能してしまった。
翌日は法政大学のタワーで「シュッツ・パーソンズ研究会」に参加した。
今回は油井清光氏によるご報告。
これは、9月の神戸で「予告編」が為されたもの。
期待度はマックス。
パーソンズによるシュッツの『社会的世界の意味構成』への書き込みという、どうにもオタッキィなテーマなのだが、佐藤嘉一先生とともにワクワクとして待っていた。
むろん中村文哉さんもその一人だ。
やはり期待はずれのないのが油井さんだ。
楽しかった・
そして、ありがとうございます。
佐藤成基さんのご発言も刺激的だったし、鈴木健之さんともあれこれと話し、タワーの25階から眺める東京の夜景も美しく、最後には久しぶりに神楽坂の夜も堪能できた。
こんなにも「いいことばかり」が続くと、やはり不安になる。
だから「貧乏」っていやなのだ。
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